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逢いみての… ★
2020/10/14(水) 00:15:55
ID:
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/10/1-birdssharefo.jpg
仲間に同情し手助けするのは、何も人間だけではないようです。
ウィーン大学(オーストリア)とルンド大学(スウェーデン)の最新研究により、「オナガ(英: azure-winged magpy)」という鳥は、エサのない仲間に対し、自分の取り分を分け与えることが判明しました。
9月30日付けで『Scientific Reports』に掲載された報告では、「オナガは相手の状況をきちんと理解して、共感や同情の念を示し、エサを分ける判断を下している」と述べられています。
研究主任のヨルグ・マッセン氏は「以前の研究ですでに、鳥類の利他的行動は知られていましたが、問題はこの行動が本能的なものか意思的なものか判断が付いていないこと」と話します。
そこで研究チームは、鳥の社会性を調べるため、オナガを用いた実験を行いました。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/10/083b544b3d5c521557c41cabe21b0c43.png
金網越しにエサを分け与えた/Credit: nature
まず、金網で仕切られた実験スペースの左半分に1羽のオナガを、右半分に5羽のオナガを用意します。
左のオナガには大好物のミールワームを豊富に与え、5羽には何も与えない状況を作りました。
その結果、ほとんどのオナガに、エサのない仲間たちを見て、金網越しにミールワームを分け与える傾向が見られたのです。
エサを与えるオナガの反応は、性別によって大きく違いました。
チームは、上の条件とは別に、5羽にも同じ分量のミールワームを与えて実験しています。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/10/ac95ea2798877e1a85e1c4e17a5199d3.png
オスとメスで反応が異なる/Credit: nature
すると、左側のオナガがメスの場合、エサにありつけた仲間とありつけていない仲間を明確に見分けて、不足している仲間にだけ与えていました。逆に、エサにありつけている仲間には、物乞いされても分け与えていません。
一方、オスの場合は、5羽の仲間の状況に関係なく、誰彼かまわずエサを与えていました。
これについて、マッセン氏は「オスの行動は、自分が寛大であることを仲間にアピールする宣伝効果に基づいているのではないか」と推測します。
これまでの調査で、オナガには、仲間に物乞いされるとエサを与える傾向が確認されていましたが、今回の実験により、物乞いがなくても仲間の状況を判断して、自主的にエサを分けることが示されました。
「これはオナガが第三者の状況を理解できる共感能力と、エサを分ける同情の念を持っている証拠ではないか」とマッセン氏は指摘します。
他方で、鳥類に同情や共感能力があることを断定するには、さらなる実験が必要とのことです。
また、科学的には証明されていませんが、他の動物にも似たような助け合いの精神は見られます。特に、同じ子どもを一緒に育てる協力的な関係を結んだ個体同士では、エサを分け合う行動が知られています。
弱肉強食の自然界には、予想以上に「優しさ」が溢れているのかもしれません。
以下ソース
https://nazology.net/archives/71083
★関連板★
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仲間に同情し手助けするのは、何も人間だけではないようです。
ウィーン大学(オーストリア)とルンド大学(スウェーデン)の最新研究により、「オナガ(英: azure-winged magpy)」という鳥は、エサのない仲間に対し、自分の取り分を分け与えることが判明しました。
9月30日付けで『Scientific Reports』に掲載された報告では、「オナガは相手の状況をきちんと理解して、共感や同情の念を示し、エサを分ける判断を下している」と述べられています。
研究主任のヨルグ・マッセン氏は「以前の研究ですでに、鳥類の利他的行動は知られていましたが、問題はこの行動が本能的なものか意思的なものか判断が付いていないこと」と話します。
そこで研究チームは、鳥の社会性を調べるため、オナガを用いた実験を行いました。
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金網越しにエサを分け与えた/Credit: nature
まず、金網で仕切られた実験スペースの左半分に1羽のオナガを、右半分に5羽のオナガを用意します。
左のオナガには大好物のミールワームを豊富に与え、5羽には何も与えない状況を作りました。
その結果、ほとんどのオナガに、エサのない仲間たちを見て、金網越しにミールワームを分け与える傾向が見られたのです。
エサを与えるオナガの反応は、性別によって大きく違いました。
チームは、上の条件とは別に、5羽にも同じ分量のミールワームを与えて実験しています。
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オスとメスで反応が異なる/Credit: nature
すると、左側のオナガがメスの場合、エサにありつけた仲間とありつけていない仲間を明確に見分けて、不足している仲間にだけ与えていました。逆に、エサにありつけている仲間には、物乞いされても分け与えていません。
一方、オスの場合は、5羽の仲間の状況に関係なく、誰彼かまわずエサを与えていました。
これについて、マッセン氏は「オスの行動は、自分が寛大であることを仲間にアピールする宣伝効果に基づいているのではないか」と推測します。
これまでの調査で、オナガには、仲間に物乞いされるとエサを与える傾向が確認されていましたが、今回の実験により、物乞いがなくても仲間の状況を判断して、自主的にエサを分けることが示されました。
「これはオナガが第三者の状況を理解できる共感能力と、エサを分ける同情の念を持っている証拠ではないか」とマッセン氏は指摘します。
他方で、鳥類に同情や共感能力があることを断定するには、さらなる実験が必要とのことです。
また、科学的には証明されていませんが、他の動物にも似たような助け合いの精神は見られます。特に、同じ子どもを一緒に育てる協力的な関係を結んだ個体同士では、エサを分け合う行動が知られています。
弱肉強食の自然界には、予想以上に「優しさ」が溢れているのかもしれません。
以下ソース
https://nazology.net/archives/71083
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