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逢いみての… ★
2020/10/08(木) 23:17:24
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いまもっとも〝攻めてる〟雑誌――
ネット上でそう囁かれているのが、『月刊住職』。寺院住職向けのニッチな専門誌でありながら、エッジの効いた記事作りは評判を呼び、毎号、発売のたびにSNS上で話題となっている。
いったいその記事は誰が、どのように作っているのか。そして、折しものコロナ禍。不安な日常を送る現代人と向き合い、宗教家として、一人の生活人として、寺院住職は何を考え、日々を送っているのか。同誌編集長にたずねた。
出版不況の現在にあって、毎号、発売されるたびに気になって仕方がない雑誌がある。タイトルは『月刊住職』。読んで字の通り、寺院住職、つまりお寺のお坊さん向けの専門誌だ。
なぜ? と思う人は、まず、同誌の新聞広告欄に注目してほしい。記事の見出しを、思わず二度見してしまうことだろう。
《肉親の骨をゆうパックで寺に送るな!》(2015年12月号)
《ネットで百倍の値もつく御朱印の大迷惑》(2016年正月号)
《ポケモンGO襲来に寺院の対処》(2016年9月号)
《お盆だヨ全員焼香!なんてキャッチもある寺興し》(2019年6月号)
時世を反映したキャッチーなコピー。機を見るに敏なテーマ選び。読者層は限定的ながら、まさに雑誌の手本ともいえる記事が満載のラインナップには、ネット上でも「この欄を眺めるのが月に一度の楽しみ」「今月も攻めてる」「お坊さんじゃないけど定期購読しようかな」などと声が上がるほど衆目を集めている。
《成婚率抜群の坊コン》(2015年8月号)
《注目高まる「ビットコイン」はお寺で使えるか》(2017年1月号)
《住職の糖質制限》(2017年11月号)
《タブレットを手にバーチャル法事とは何か》(2019年10月号)
《僧侶の漫才 法話笑いのグランプリ実況》(2019年11月号)
《お布施はカード決済でいいか》(2020年7月号)
これが現代の僧侶「あるある」なのか。実際に本を手に取り、記事を読み始めると、本当にページを繰る手が止まらなくなる。面白すぎるのだ!
「いやいや、そう言っていただけると。そんなたいした雑誌じゃないのに」と苦笑するのは、これらの記事を世に送り出した編集長・矢澤澄道(やざわ・ちょうどう)氏。自身も神奈川県横浜市で寺院を営む、現役の寺院住職編集長である。
矢澤氏が『月刊住職』を創刊したのは1974年。真言宗の寺院の一人息子として生まれ、大学を卒業して高野山で修行し僧籍を取った氏は、もともと持っていたジャーナリズム志向から流通系の出版社に1年勤務。その後に受けた、仏像普及出版社の入社試験で出された課題「お寺の雑誌を作るなら?」から、すべてが始まった。
「100本以上の企画案を考え、『月刊住職』『月刊寺院』というタイトルを添えて出したら、社長が『じゃあ、手伝ってあげるから作ってみようか』と。実際には社長はぜんぜん手伝ってくれず、自分ひとりで作ることになったんですけどね(笑)。
内容は、今とまったく同じです。特集があって、僧侶の法律相談や税金相談があって、ヒューマンドキュメントがあって……。幸い、作った雑誌が売れたので、4号めくらいで別の編集者を雇ってくれました」(『月刊住職』編集長・矢澤澄道氏 以下同)
なぜ『月刊寺院』ではなく『月刊住職』になったのか? それには、住職であった父親と6歳で死別後、自身が成人して寺を継ぐ前に、さまざまな寺院を訪問した経験が影響している。
「手入れが行き届いて人が集まっている片田舎の小さなお寺がある一方、古くからある大きな寺院が寂れていたりする。ひとつとして同じお寺はない、その様子を見て、歴史や格式は関係ないんだなと思いました。これからは、住職の熱意とビジョンですべてが決まっていくんだと」
現在は4人の専従記者(全員、僧侶ではない)の記事を矢澤氏がアンカーする形式で制作。創刊後すぐに実家の寺院を継いだ氏は、いわば二足の草鞋で46年間、月刊誌の出版を続けてきた。
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/137710
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
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ネット上でそう囁かれているのが、『月刊住職』。寺院住職向けのニッチな専門誌でありながら、エッジの効いた記事作りは評判を呼び、毎号、発売のたびにSNS上で話題となっている。
いったいその記事は誰が、どのように作っているのか。そして、折しものコロナ禍。不安な日常を送る現代人と向き合い、宗教家として、一人の生活人として、寺院住職は何を考え、日々を送っているのか。同誌編集長にたずねた。
出版不況の現在にあって、毎号、発売されるたびに気になって仕方がない雑誌がある。タイトルは『月刊住職』。読んで字の通り、寺院住職、つまりお寺のお坊さん向けの専門誌だ。
なぜ? と思う人は、まず、同誌の新聞広告欄に注目してほしい。記事の見出しを、思わず二度見してしまうことだろう。
《肉親の骨をゆうパックで寺に送るな!》(2015年12月号)
《ネットで百倍の値もつく御朱印の大迷惑》(2016年正月号)
《ポケモンGO襲来に寺院の対処》(2016年9月号)
《お盆だヨ全員焼香!なんてキャッチもある寺興し》(2019年6月号)
時世を反映したキャッチーなコピー。機を見るに敏なテーマ選び。読者層は限定的ながら、まさに雑誌の手本ともいえる記事が満載のラインナップには、ネット上でも「この欄を眺めるのが月に一度の楽しみ」「今月も攻めてる」「お坊さんじゃないけど定期購読しようかな」などと声が上がるほど衆目を集めている。
《成婚率抜群の坊コン》(2015年8月号)
《注目高まる「ビットコイン」はお寺で使えるか》(2017年1月号)
《住職の糖質制限》(2017年11月号)
《タブレットを手にバーチャル法事とは何か》(2019年10月号)
《僧侶の漫才 法話笑いのグランプリ実況》(2019年11月号)
《お布施はカード決済でいいか》(2020年7月号)
これが現代の僧侶「あるある」なのか。実際に本を手に取り、記事を読み始めると、本当にページを繰る手が止まらなくなる。面白すぎるのだ!
「いやいや、そう言っていただけると。そんなたいした雑誌じゃないのに」と苦笑するのは、これらの記事を世に送り出した編集長・矢澤澄道(やざわ・ちょうどう)氏。自身も神奈川県横浜市で寺院を営む、現役の寺院住職編集長である。
矢澤氏が『月刊住職』を創刊したのは1974年。真言宗の寺院の一人息子として生まれ、大学を卒業して高野山で修行し僧籍を取った氏は、もともと持っていたジャーナリズム志向から流通系の出版社に1年勤務。その後に受けた、仏像普及出版社の入社試験で出された課題「お寺の雑誌を作るなら?」から、すべてが始まった。
「100本以上の企画案を考え、『月刊住職』『月刊寺院』というタイトルを添えて出したら、社長が『じゃあ、手伝ってあげるから作ってみようか』と。実際には社長はぜんぜん手伝ってくれず、自分ひとりで作ることになったんですけどね(笑)。
内容は、今とまったく同じです。特集があって、僧侶の法律相談や税金相談があって、ヒューマンドキュメントがあって……。幸い、作った雑誌が売れたので、4号めくらいで別の編集者を雇ってくれました」(『月刊住職』編集長・矢澤澄道氏 以下同)
なぜ『月刊寺院』ではなく『月刊住職』になったのか? それには、住職であった父親と6歳で死別後、自身が成人して寺を継ぐ前に、さまざまな寺院を訪問した経験が影響している。
「手入れが行き届いて人が集まっている片田舎の小さなお寺がある一方、古くからある大きな寺院が寂れていたりする。ひとつとして同じお寺はない、その様子を見て、歴史や格式は関係ないんだなと思いました。これからは、住職の熱意とビジョンですべてが決まっていくんだと」
現在は4人の専従記者(全員、僧侶ではない)の記事を矢澤氏がアンカーする形式で制作。創刊後すぐに実家の寺院を継いだ氏は、いわば二足の草鞋で46年間、月刊誌の出版を続けてきた。
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/137710
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