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逢いみての… ★
2020/05/27(水) 00:49:18
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政治的なイデオロギーは主に「保守」と「リベラル」という2つに分かれており、アメリカでは共和党が保守派の立場を、民主党がリベラル派の立場を取っています。アメリカの研究チームが発表した新たな論文は、「保守派の人々とリベラル派の人々では認知の柔軟性にそれぞれ違いがあり、得意なタスクにも違いがある」という研究結果を示しています。
政治的なイデオロギーに関する研究は、伝統的に「保守」と「リベラル」という2つのイデオロギーを対象に行われており、研究の焦点は「保守派とリベラル派を分ける動機」に当てられることが多いとのこと。しかし、近年の研究では個人のイデオロギーと認知機能との関連を調査する傾向が強まっているそうです。
シンシナティ大学のBryan Buechner氏らの研究チームは、保守派は既存のルールを厳守して物事の変化に抵抗するなど、認知の硬直性が強いという特性があるため、既存の情報と相反する刺激を抑制することに長けている可能性があると指摘。その一方で、リベラル派は認知的な柔軟性や開放性が強い傾向にあるため、古い情報を抑制して新たな環境に適応することに長けていると考えられるとのこと。
以上のイデオロギーに基づく傾向の違いから、研究チームは「保守派は既存の情報と衝突する思考を抑制する能力が必要なタスクが優れており、リベラル派は新たな情報に対応して認識を改める能力が必要なタスクに優れている」という仮説を立てました。この仮説を確かめるため、研究チームは「保守派とリベラル派の認知機能の違い」に関するいくつかの実験を行いました。
最初の実験ではアメリカに住む105人の大学生を対象に、「画面上にランダムで表示される余分な情報を無視しながら、実験開始前に指定されたターゲットが表示されたタイミングで適切に反応する」というタスクを行わせました。さらに、アメリカに住む別の96人の大学生を対象に、「順番に表示される数種類のカテゴリーに関連する単語の中で、『最後に表示された単語』を各カテゴリーごとに書きとめる」というタスクを行わせたとのこと。
1つ目のタスクは、被験者は実験前に指定されたターゲットに焦点を当て続け、余分な情報の刺激を抑制する必要があるため、「認知抑制的なタスク」といえます。その一方で、2つ目のタスクは新しく表示される単語に反応し、継続的に情報のアップデートを行う必要があるため、「認知更新的なタスク」といえます。
一連の実験結果と各被験者の政治的イデオロギーの評価を照合して分析したところ、「保守派の被験者は認知抑制的なタスクで優れた結果を残し、リベラル派は認知更新的なタスクで優れた結果を残す」という傾向が明らかとなりました。この結果は研究チームが最初に立てた仮説と合致するものです。
また、研究チームは最初の実験における違いが「宗教や知性」といった、政治的なイデオロギー以外の要素に左右されている可能性を調査するため、194人のアメリカとカナダの成人を対象にした別の実験も行っています。この実験の被験者らはランダムで「認知抑制的なタスク」と「認知更新的なタスク」に割り当てられ、政治的なイデオロギーに加えて宗教や知性に関する評価も実施されました。この結果、やはり得意なタスクが政治的なイデオロギーによって違う傾向が見られたものの、宗教心や知性は得意なタスクに関連していなかったそうです。
続く
以下ソース
https://gigazine.net/news/20200526-conservatives-liberals-differences-cognitive-function/
★関連板★
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政治的なイデオロギーに関する研究は、伝統的に「保守」と「リベラル」という2つのイデオロギーを対象に行われており、研究の焦点は「保守派とリベラル派を分ける動機」に当てられることが多いとのこと。しかし、近年の研究では個人のイデオロギーと認知機能との関連を調査する傾向が強まっているそうです。
シンシナティ大学のBryan Buechner氏らの研究チームは、保守派は既存のルールを厳守して物事の変化に抵抗するなど、認知の硬直性が強いという特性があるため、既存の情報と相反する刺激を抑制することに長けている可能性があると指摘。その一方で、リベラル派は認知的な柔軟性や開放性が強い傾向にあるため、古い情報を抑制して新たな環境に適応することに長けていると考えられるとのこと。
以上のイデオロギーに基づく傾向の違いから、研究チームは「保守派は既存の情報と衝突する思考を抑制する能力が必要なタスクが優れており、リベラル派は新たな情報に対応して認識を改める能力が必要なタスクに優れている」という仮説を立てました。この仮説を確かめるため、研究チームは「保守派とリベラル派の認知機能の違い」に関するいくつかの実験を行いました。
最初の実験ではアメリカに住む105人の大学生を対象に、「画面上にランダムで表示される余分な情報を無視しながら、実験開始前に指定されたターゲットが表示されたタイミングで適切に反応する」というタスクを行わせました。さらに、アメリカに住む別の96人の大学生を対象に、「順番に表示される数種類のカテゴリーに関連する単語の中で、『最後に表示された単語』を各カテゴリーごとに書きとめる」というタスクを行わせたとのこと。
1つ目のタスクは、被験者は実験前に指定されたターゲットに焦点を当て続け、余分な情報の刺激を抑制する必要があるため、「認知抑制的なタスク」といえます。その一方で、2つ目のタスクは新しく表示される単語に反応し、継続的に情報のアップデートを行う必要があるため、「認知更新的なタスク」といえます。
一連の実験結果と各被験者の政治的イデオロギーの評価を照合して分析したところ、「保守派の被験者は認知抑制的なタスクで優れた結果を残し、リベラル派は認知更新的なタスクで優れた結果を残す」という傾向が明らかとなりました。この結果は研究チームが最初に立てた仮説と合致するものです。
また、研究チームは最初の実験における違いが「宗教や知性」といった、政治的なイデオロギー以外の要素に左右されている可能性を調査するため、194人のアメリカとカナダの成人を対象にした別の実験も行っています。この実験の被験者らはランダムで「認知抑制的なタスク」と「認知更新的なタスク」に割り当てられ、政治的なイデオロギーに加えて宗教や知性に関する評価も実施されました。この結果、やはり得意なタスクが政治的なイデオロギーによって違う傾向が見られたものの、宗教心や知性は得意なタスクに関連していなかったそうです。
続く
以下ソース
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